Yさま(@ysb_freeman)です。
「菜花(なばな)」と「菜の花」。
字面は似ていますが
同じもの?別物?
ということを
こちらの記事の中で
ちょこっと書いたりしましたが、、、
【参照】
もうちょっとちゃんと書こうかと思い
別記事にしてみました。
よろしければ最後までお付き合い下さい。
「菜花(なばな)」とは?
「菜の花」とは?
最初に結論から書いてしまいますと、、、
菜の花:アブラナ科の黄色い花の通称
菜花(なばな):アブラナ科の食用の品種
ということで、、、
「菜の花」は通称だったり総称だったりします。
「菜花」は
農作物の中グループ名
「なばな類」として存在したり
さらに作物名として
「なばな」というのも存在します。
菜花(なばな)には
たくさんの種類があります
農林水産省的には
菜花(なばな)は
「野菜類」の中の「なばな類」になります。
「茎葉及び花蕾を収穫するもの」
とされています。
作物名は以下の通り。
※
(カッコ)内は
別名、地方名、品種名等の例
—
あさまこな(朝熊小菜)
あすっこ
おおさきな(大崎菜)
太田かぶ(やる菜)
オータムポエム(アスパラ菜)
大野菜
かいらん
かきな(かき菜、宮内菜、宮崎菜、CO菜)
勝山水菜(平泉寺水菜、郡水菜、さんまい水菜、北市水菜)
くきたちな(会津茎立菜、カブレ菜、縮緬茎立菜)
こうさいたい(紅菜苔)
さいしん(菜芯、油菜芯)
三景雪菜
チンゲンサイ←なばな的栽培
つぼみな(つぼみ菜、三陸つぼみ菜、あでやかつぼみ菜)
なばな(なのはな、はなな)
のらぼうな(のらぼう菜)
はたけな(畑菜)
はなっこりー
みずかけな(水掛菜)
めいけな(女池菜)
—
なんていっぱい列挙してみましたが
一般的に「菜花(なばな)」というと
下から6番目の
「なばな(なのはな、はなな)」でしょうかね~
また上の菜花たちは
和種と西洋種に分けられます。
和種は「花蕾タイプ」。
西洋種は「茎葉タイプ」。
食用の「菜の花」は何?
店頭なんかで
野菜の一種として
「菜の花」という名前で
並んでいるのは
菜花の「花蕾タイプ」ですね~
作物名「なばな」だけでなく、、、
実際は、、、
キャベツ
白菜
カブ
なんかの
新芽を生長させたものが
出回っていたりもします。
ほとんど見分けがつかないので
書いてないとわかりませんね~
野生化して咲いている菜の花たち
春になると
河川敷なんかで
野生の菜の花が
ばばーっと広がっていたりします。
上に書いた通り
アブラナ科の花は
どれも似ていたりするので
よーく見ないと
判別できないと思いますが、、、
ほとんどの場合
セイヨウアブラナ
セイヨウカラシナ
のどちらかのようです。
といっても
明確にわかれているばかりではなく
それぞれが他のアブラナ科の植物と
複雑に交雑しているのが
一般的なようで。
どちらも
「セイヨウ」と
ついているように
日本原産ではありません。
食用とか油用とかで
日本に持ち込まれて
その後、あちこちで
野生化して残っている
といったところでしょうかね~
Yさまのまとめ
「菜花」
「菜の花」
書きだすと
奥が深くて
うまくまとまりませんね~
もうね。
セイヨウアブラナ
セイヨウカラシナ
の、、、
花が「菜の花」で
その花蕾とか茎葉を
野菜として扱う時は「菜花」とか
そんなんで良いのではないかと
思ってみたり。。。