Yさま(@ysb_freeman)です。
世田谷線
世田谷駅近くにある
和食のお店
「和・ふじ」が
2019年5月31日(金)に
閉店しますね。
閉店6日前の
2019年5月25日(土)に
訪店してきました。
よろしければ最後までお付き合い下さい。
和・ふじ
閉店予定を知る
2019年4月7日(日)。
世田谷線
世田谷駅周辺の
満開やや過ぎくらいの
桜を眺めに
歩き回っていると、、、
たまたま
「和・ふじ」の
前を通りかかり、、、
ふと見ると
なにやら
貼り紙があったので
近付いてみることに。
「和・ふじ」の看板。
和食屋さんらしく
木の看板ですね~
和風というか
提灯風味な看板。
これは
和食店だからではなく
世田谷駅前商店街振興組合
全体の取り組み。
とは言いつつも
自費だったりするので
全店舗というワケでは
ありませんが。。。
そして
気になる
貼り紙の内容は、、、
閉店のお知らせ
いつも愛顧頂きまして
ありがとうございます
この度 和・ふじは五月末日を
もちまして閉店する事と
なりました これまでの皆様
からのご支援心より感謝
申し上げます
お客様各位
店主
—
な、な、な、なんと。。。
「和・ふじ」までもが
閉店とは。。。
この1週間前に
このすぐ近所にある
老舗にして有名店
「神戸屋精肉店」が
閉店していたり。。。
徒歩圏内にある
老舗の洋食屋さん
「キッチンはたなか」が
閉店していたり。。。
■参照
いつの間にか
「和・ふじ」
ナナメ前にある
めちゃステキなお値段の
大ベテラン寿司屋
「次郎長」が
閉店していたり。。。
この時は
気が付いて
おりませんでしたが
上町駅すぐ近くにある
老舗にして有名店
「かつ善 村上」が
2019年3月25日で
閉店していたり。。。
この近辺の老舗が
次々と閉店している中で
(15年なので、それほど老舗ではありませんが)
「和・ふじ」までもが
閉店とは。。。
「それほど老舗」
ではありませんが
店主は寿司屋で
35年活躍した後に
「和・ふじ」を出店しているので
「大ベテランの店」として
老舗と同じ風格を
感じるお店でした。
通りかかった時は
営業しておらず。
閉店する前に
訪店しようと誓い
この場を離脱しました。
和・ふじ
に来ました
閉店予定を知ってから
どんどん日が経ち、、、
GWの10連休まるまると
その前後を含めて
沖縄県那覇市に
行っていたりで
さらに日が経ってしまい、、、
2019年5月25日(土)。
「和・ふじ」
閉店6日前。
営業している中で
最後の土曜日。
ようやく
お店へ向かうことに。
到着。
時間は13時40分。
ランチは
14時までなので
わりとギリな時間。
いつも通りな外観。
ランチサービスメニュー
海鮮丼 ¥900
あじとろろ丼 ¥900
本日の定食 ¥900
さば塩焼
どちらか一品+茶そばセット ¥1,400
営業時間 12:00~14:00
海鮮そば
¥900
魚介類が入った
温かい茶そばです
お持ち帰り用
さば棒ずし
あります
1本 1,500円
「商い中」の札と
まねきねこたち。
4月7日の姿よりも
ちょこっと
くたびれた様子の
「和・ふじ」
提灯風味な照明。
「閉店のお知らせ」
の貼り紙。
こちらも
4月7日の姿よりも
かなーり
くたびれている様子。
「和・ふじ」
の正面は、、、
おにぎり
和菓子
「伊勢屋」。
「伊勢屋」の
左側は
上にも書いた
「次郎長」だった場所。
和・ふじ
に入店
さっそく入店してみます。
先客は3人。
とは言いつつも
イスに荷物を
置いていたりで
実質、座れそうな席は1席。
Yさまが加わると4人。
土曜日に限らず
この時間に
入店することが
多かったのですが
先客はだいたい
0~1人。
多くても2人。
たまーに
テーブル席に
3~4人連れが
いたりすることも。
なので
先客3人というのは
「多いなー」
という印象。
なんてことは
さておき
シレッと
空いている席に座りました。
和・ふじ
メニュー
まずは
メニューを
眺めてみます。
「お昼のお食事」
ランチは
いつもこの4択。
その左隣の
「限定品」は
夜用でしょうかね~
カウンター上には
ナスやら
デカいしいたけやらが
見えます。
ずーっと
変化はないので
メニューを
手に取ることは
まったくありませんでしたが
この日は
「最後かもしれない」
ということで
取り出して、、、
中を覗いてみることに。
ピラリ~
壁に貼ってある
メニューたちも
眺めてみます。
和・ふじ
本日の定食
さば塩焼
なんて眺めていると、、、
店主「本日(の定食)はさば塩焼です」
というおコトバ。
Y「では、それで」
Y「ごはん大盛で」
店主「へい」
無事に発注成功。
注文すると
すぐに
お茶とおしぼりが
出てきます。
寿司屋さんで
35年活躍してきた
からかどうかは
わかりませんが、、、
寿司屋さんで
出てくるようなお茶。
大きい器に
たっぷりというところが
さらに良し。
続いて3品。
このタイミングで
醤油皿をサゲ。
ぬか漬け。
よくある
浅漬けではなく
しっかりと
ぬかの風味があります。
岩海苔でしょうかね~
柚子風味のゼリー。
箸袋には「味」。
ふと見上げると、、、
天井に近い
高い場所に
「和、ふじ」
と書かれた
札のような
看板のような。
なんて
眺めているうちに、、、
鯖が焼き上がった様子。
店主「よし、焼けた」
店主「ごはん用意して下さい」
店員「へい」
店主「ごはんは大盛ねー」
店員「へい」
長方形の皿に
鯖が載せられます。
デカい円筒形のタッパーを
取り出して
ヒミツのタレを
鯖にふりかけ~
ポン酢
おろした大根
さらに何かが
プラスされていると思われます。
店員さんが
ごはんを盛り盛りと
詰め込んで、、、
仕上げに
ごまを
ぱさぱさッと
ふりかけ~
さば塩焼
ごはん
吸い物
が到着すると、、、
全品出揃い~
大盛のごはん。
白ごまパラリ。
みそ汁
のように見えますが
吸い物。
アラが
沈んでいることが
多い気がしますが
この日は
ちょこっと違いそうな感じ。
さば塩焼。
サニーレタスっぽい
葉っぱが添えられています。
皿の底にたまる
ヒミツのタレ。
さばの身に
おろした大根らしきが
付着しています。
「尾頭付き」
ではなく
「頭付き」。
頭も先端は
カットされています。
これはおそらく、、、
オーブンのサイズに
合わせているから、、、
かどうかは
わかりません~
そしていつも
皮の側からでなく
身の側から
賞味しているYさま。
イカンとは
思いながらも
さばをひっくり返してみます。
よいしょっと。
焼き跡が
残っていますね~
脂でテカッています。
がばがばっと賞味して、、、
あっという間に完食。
閉店の理由をきいてみる
賞味終了したので
支払い。
店員「ちょうど1000円になります」
千円札を手渡して
支払い終了。
ここで
いろいろきいてみることに。
Y「なんで閉店しちゃうんですか?」
話してくれた内容を
簡単にまとめると
こんな感じ。
▼
2019年6月に
なにかの「更新」がある。
(店舗の賃貸契約かなーと想像できますが、何かは、わからず)
その「更新」は
3年契約。
あと3年
もつかどうか
わからないから
これを機に
まだ元気なうちに
お店をやめることにした。
▼
年を取って
いろいろ限界。
(店主は2019年12月の世田谷ボロ市の時点で74歳でした)
体力的な限界
というのもあるが
店主いわく
「“頭”の限界」
の方が大きい。
お客の注文を
忘れそうになる。
また、耳が遠くなった。
カウンター端の
お客からの注文が
きこえないことがある。
▼
最終日
(2019年5月31日)は
ランチはやらない
▼
などなど。
なんて
話しているうちに
お客が2人帰ったので
店内をパチリ。
和食屋さんらしく
木目な感じ。
Yさまの所感
この記事を書いている時点では
まだ閉店していませんが
おそらく
この日の訪店が
最後になりそうな予感。
帰り際に
Y「これで最後かも」
と言い残して
お店を出ました。
一時期は
けっこうな頻度で
行っていた
「和・ふじ」ですが
だんだんと
スーパーや
コンビニへ
シフトしてしまい
いつしか
足が遠のきっぱなしに。
世田谷駅近くで
和食のランチをやっている
希少なお店でしたが
間もなく閉店です。
夜帯は
新鋭店「うろこ雲」が
活躍しているので
まだまだ和食は安泰かもですね~