「東京オリンピック50周年うちわ」はオール紙製の四角いエコうちわですね~

東京五輪うちわメイン
Yさま(@ysb_freeman)です。

近所の床屋さんで
日の丸とオリンピックの絵柄が入った
四角いうちわを発見。

どうやらいっぱいあるらしく
どんどんもらっていってとのこと。

すでに朝晩は肌寒いくらいの気候ですが
なんだか変わったうちわだったので
もらってきました。

よーく観察してみると。。。

よろしければ最後までお付き合い下さい。

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全て紙製でオモテもウラも同じデザイン

東京五輪うちわオモテ

手にしてみると紙製。

柄の部分も紙製です。

東京五輪うちわ柄

骨などはなく全て紙製です。

材質的には厚紙といったところでしょうか。

センターがタテ線で仕切られて、、、

左半分には
日の丸と「TOKYO 1964」の文字。

右半分には
月桂冠のような葉っぱのデザインと
「50th」「ANNIVERSARY」の文字。

どうやら
1964年開催の
東京オリンピックから
50周年を記念したうちわのようです。

ウラはどうなっているのでしょうか?

ひっくり返してみましょう。

よいしょっと。

東京五輪うちわウラ

あらら。

全く同じですね。

どういう作りになっているのかな?

よく見るうちわは
プラスチックで柄と骨を形成して
オモテウラに紙を貼り付ける
といった仕様ですよね。

例えば
こんな感じ

麻布十番納涼まつり2014うちわ

麻布十番納涼まつり2014で配布されていたうちわ

プラスチックを使わないで

どうしているのか
よく見てみると、、、

扇ぐ部分は
白い厚紙で
2色印刷。

柄の部分は
黄色い厚紙で
印刷ナシ。
更によく見ると
片面だけ黄色です。

2つの厚紙の接続部分を見ると、、、

東京五輪うちわつなぎ目

黄色い厚紙が白い厚紙を挟んでいるのがわかります。

それと白い方は
長方形だと思っていたら
よく見ると柄との接合部分は
でっぱるようにゆるく湾曲していますね。

こんな感じ。

東京五輪うちわ湾曲

ということは、こんな製造工程のはず

  1. 白い厚紙に2色で両面印刷して型抜
  2. 片面黄色の厚紙を型抜(こんな形 ←→ )
  3. 片面黄色の厚紙の黄色でない方に接着剤塗布
  4. 片面黄色の厚紙を二つ折りにして白い厚紙を挟む
  5. しっかりと圧力をかけて固定
  6. 接着剤が乾燥したら完成

上の工程3の接着剤は
全面に塗布しなくても
白い厚紙と接する箇所だけでも大丈夫のはず。

しっかりと圧力をかけて二つ折りすれば
ピッタリくっつきそうです(←想像)。

都民の税金で製造してますよね?
いくら使ったのでしょう?

ググッてみると
どうやら8月中旬には
出回り始めているようです。
(柄が赤のうちわもあるようですね。)

かなり大量に製造したらしく
あちこちにどっさり届けられているのだとか。

東京都が発注した広報用ノベルティ(?)なので
その資金源は都民の税金のはずです。

いくらくらいかかっているのか
勝手に試算してみました。

ネットの業者さんをいくつか調べてみると
デザイン代、木型代を別にして
だいたい10,000本で単価33~35円くらい
20,000本で単価30円くらいのところが多いようです。

何本製造したのかわかりませんが
10万本なら250万円くらい
20万本なら450万円くらいとか???
(すいません。完全に想像です。むしろモーソーに近いかもです。)

仮に10万本として
デザイン代とか
木型代とか
もし分納するなら配送費とか
なんやかんやで300万円だとすると、、、

2014年8月1日時点での
東京都の人口が
13,370,198人なので、、、

都民1人当りの負担額は0.22円なり~。

Yさまのまとめ

せめて暑い時期にGETしておきたかったかも。

全紙製なので激しくパタパタすると
すぐに崩壊しそうではありますが。。。

柄が赤verと黄verがあるということは
追加発注したら
赤の在庫がなくなったので黄にした
(もしくはその逆)とか
大量発注したら1つの種類では間に合わず
仕方なく2種類にしたとかですかねぇ~(←想像)

とある有名オークションで
3,000円で出品されているのには
驚きました。。。

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