Yさま(@ysb_freeman)です。
2014年11月8日(土)に開催された
「バス利用感謝デー2014」で
いろいろなバスを眺めてきましたが
普段は乗車できない
「安全運転訓練車」があったので
車内の様子を見てみました。
【こちらもどうぞ】
よろしければ最後までお付き合い下さい。
小田急バスの展示車両は
安全運転訓練車
「バス利用感謝デー2014」で
各社のバスを見てまわったら
小田急バスは
安全運転訓練車を展示していました。
小田急バスによると「初登場」とのことですが
これが「バス利用感謝デー」に初登場なのか
一般に公開されるのが初登場なのかは
わかりません。
方向幕の部分が
「安全運転訓練車 ご乗車できません」
となっていますね。
よく見ると「幕」ではなく塗装かシールかのように見えます。
塗装と言えば
このバスのボディカラーは
小田急バス設立当時
(昭和25年9月)
のものだそうです。
フツーに走っている路線バスに
間違えられないように
このボディカラーにしたのだとか。
そんな車両でも
左側にはしっかりと「きゅんた」くんが。
後ろ側の方向幕部分も
「安全運転訓練車 ご乗車できません」
こちらはシールっぽく見えますね。
左ななめ下の方には
「~注意!!~エンジンをかけることがあります。」
との貼り紙。
この下にはマフラーがあって
パイプイスで近づけないようになっていました。
バス横側の
いつもは行き先と経由が
表示されている箇所にも
「安全運転訓練車 ご乗車できません」
のシール。
安全運転訓練車に
“ご乗車”してみます!
「ご乗車できません」と
さんざんアピールされていますが
この日は「バス利用感謝デー」ということで
こ乗車できます。
さっそく入ってみましょう。
普段は降車口ですが
こちらが入口。
ノンステップバスですね。
車内に足を踏み入れます。
右側を見ると
車両後ろ側の座席があります。
見慣れた座席です。
が、、、
良くみると、、、
左下に黄色と赤のシマシマの板がありますね。
後で説明を読んでみたら
安全確認装置のひとつ。
この写真では格納されている状態で
使用する時はビヨ~ンと
進行方向と直角になるようです。
車両の前半分を見ると、、、
写真がピンボケ。。。ですが。。。
人がいっぱいいます。
それと見たことのない機材もいっぱい。
関係各社への御礼
機材ではありませんが
関係各社への御礼が貼られていました。
どうやら導入費用がネックとなっていたところ
こちらの関係各社の指導と協力で
“比較的安価な費用”で導入できたそうです。
車内音量測定計と燃料切替バルブ
上の方にある
マイクのようなものが
車内音量測定計。
上の小さい箱は
安全確認装置が
作動しているかどうかを示すランプでしょうか(←推測)
下のバルブのようなものは
燃料切替バルブ。
「シリンダー走行」と
「通常走行」を切り替えられるようになっています。
何に使うのかというと。。。
目視確認シリンダー
シリンダーの中には燃料が入っています。
一番左のシリンダーは100cc。
あとの2本は2リットル。
100ccの方は
アイドリングや
空ふかしによる
燃料消費の確認用。
2リットルの方は
走行時に使用するもので
1本はエコ教育前(←推測)
1本はエコ教育後(←推測)
燃料消費量を目で確認して
比較できるようになっているようです(←推測)
アイマークレコーダー
こちらは「アイマークレコーダー」。
運転者の視点を保存するレコーダー(←推測)
運転者がアイマークカメラを装着すると
その運転者の視点を計測できます。
そのデーターを保存したり
リアルタイムで見たり
後で再生したりできるそうです。
外にいろいろ説明が貼られていました
車両の外に出ると
いろいろ説明が貼られていました。
Yさまのまとめ
普段は乗車できないどころか
おそらく見たこともないバスでした。
生田研修所に所属している車両のようなので
世田谷では走行していないのでしょう(←想像)
運転手さんになってからでも
こうやって訓練を実施しているのですね。
そう言えば
小田急バスは
穏やかな運転をする人が多いような気がします。
他社のバスで
たまに(←特に深夜バス)
めちゃめちゃ荒い運転をする人がいたりするので
こうやって訓練を受けていくと良いのかな、、、と思いました。